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Act.000 『Sin』

かねてより構想中だった、ノーティスメインのギルティギア二次創作のプロローグパートが完成したので、公開してみたいと思います。



これも半分プレ公開みたいな感じで、だらだらと続けていく事になると思います。
カテゴリは『Golden Eyes』。
ACEな人々同様にソロでカテゴリを作ってやっちゃいます。

やはり完成させたいなぁとは思いますが、長くなりそうなのでちょっと不安です。。。


あと、ノーティスが部分黒いのと、描写がちょっとアレだったり粗があったりしますので、それでもいいよ!って方のみご覧下さい。


それでは、Golden Eyes プロローグ。開幕です。
Golden Eyes000main




早朝。知り合いに教えられたカフェで朝食を摂る。丁度良い塩梅に焼き目がついたベーコンエッグトーストと白い湯気の起つ珈琲。彼はどうやら落ち着いた雰囲気の店を好むらしい。彼らしいと言えば彼らしいチョイスの店だった。

…しかしまあ、正直な話。
この程度だと食べている気がしないのが本音なのだが、流石にこのような場所で量を頼む気はないし、何より紹介して貰った手前、あまり軽率な行動はしたくない。
案の定すぐにトーストを平らげてしまい、珈琲のカップを片手に頬杖をつく羽目になる。

「はぁ…腹減ったなぁ。」ノーティス・アーシュヴァインの、割合普段通りの朝だった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


―逃げる。昨夜からずっと。自分とさほど年も変わらないであろう少女を連れて、走り続ける。
逃げなくちゃ。ただそれだけを自分に言い聞かせ、本能を、理性を総動員させ、逃げ道を探し街中を駆け抜ける。

「はっ…はっ、はぁっ……!」

―息が苦しい。脚がもつれる。もう結構な距離を走っているのだ。賞金稼ぎの生活にも慣れている自分はまだしも、今手を引いている少女はそうは行かない。早めに振り切り、身を隠す必要があった。
 幸い、この先は街一番の広場だ。この時間でも、人の数はそれなりに居るはず――

「居たぞ!!」

「っ!?」

―回り込まれた!? 広場の正面に見える黒服の男達。しかも、先程よりも数が多い。



…倒しきれるか?

自分の思考が、先程までとは違う方向に動き始めるのを感じた。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 なにやら外が騒がしい。窓に接した席から音のした方を眺めると、どうやら喧嘩、戦闘の類のようだ。黒服のいかにも怪しそうな男達と、あれは…二人組の少女。
闘っているのは正確には一人、シスター姿の方を相手取っているらしい。時間が時間だ、ギャラリーはほぼいない。

 彼女の得物は見る限りヨーヨー。そして相手は刃物…おそらくナイフの類だろうか。
集団の方の統制はバラバラだが、それなりに喧嘩慣れはしていると見える。対して相手の少女の方だが。

結構な手練れに見える。ポジション取り、体捌き、攻撃、それら全ての無駄が少ない。
まだまだ荒削りではあるが、結構な数の修羅場を潜ってきたであろう事は想像に難くない。


 だが。寝間着のままの少女を庇いながら闘っているようだが、いかんせん人数が違いすぎる。
地力は明らかにあのシスター姿の少女の方が上のようだが、非戦闘員を抱えた上にあの人数が相手では、押さえ込まれるのも時間の問題だろう。

それに、なにやら紙の束を片手に持っているようだ。
大事そうにそれを抱え、その上ヒト一人を護りながらときたものだから、動きがかなり制限されているように見える。

「ふむ…運が悪かったか。それにしても、何やらかしたのやら…どう見ても連中、悪役っぽいし」

 三杯目の珈琲を一気に呷る。そのまま大きな荷物―サラシを杜撰に巻き付けた鉄の塊と、着替え諸々を詰めたバッグ―を背負い、レジで精算を済ませる。そのついでにクッキーの小袋と食後の歯磨きガムも購入。

エチケットはやはり大事だ。


「ま、見捨てるのは趣味じゃない。ってね。」


不敵な笑みを浮かべ、扉に手を掛けた。



―――Guilty Gear XX ~GOLDEN EYES~


Act.000 『Sin』




「フン…随分と手こずらせてくれたな」

「うぁっ!? な、なにを…」

 数人の男に体を取られ、背中から地面に叩き付けられる。流石にこの人数は厳しかったか。
側にいた少女も結局逃げ切れずに捕らえられてしまったらしく、短い悲鳴が耳に入ってきた。
視線を彷徨わせても見えないという事は、少し遠い位置に居るみたいだ。

「賞金稼ぎだか何だか知らんが、余計な事を。お節介が過ぎるからこうなる。…お前もコレの『仲間入り』だよ。」

「ッ…!」奪い取られたファイルを手で軽く叩く音に、体が強張る。『コレ』が指す内容を知っているからこそ、お節介を焼いたというのに。
力が及ばなかった。少女一人救えなかった弱さに胸が痛んだ。

「なあ、ちょっと味見しても構わねぇよな? こういうタイプ、俺の好みなんだわ。」

 ナイフを片手に玩び、舌なめずりをする一人の男。取った両腕を頭上に掲げ、その手のナイフをカフスに突き刺す。無理矢理に腕を捻り上げられ、呻き声を抑えきれない。

「ちっ…程々にな。」

「分かってるよ、軽くヤらせて貰うだけだって。」

「なっ!?…最低です、アナタ。」無駄だと分かっていても、吐き捨てずには居られなかった。
この男は一体、何人の少女を、そうやって壊してきたのか。
一人や二人とは思えない、だからこそ余計に。

―許せなかった―

「へへっ、そいつは光栄なことだねぇ。」


―――下卑た笑い声、吐き気がする。


「おい、足押さえてろ。」側にいる二人を顎で使う。言われるままに行動する二人の男の表情には、明らかな呆れの感情が見えていたが、だからといってそこにつけ込む事も無意味だろう。どう転んでも、こちらの味方にはなり得ないのだから。

「なっ!? や、止めて下さいっ…い、嫌ッ…!!!」体を捩り、何とかして束縛から逃れようと藻掻く。

体の上に跨られ、両足を押さえつけられて、腕の自由を奪われていても。

こんな男の慰みものになるなんて、考えたくもなかった。

 しかし、抵抗も虚しく、男の手が襟首に掛かる。その手がリボンを解き、そのまま下に滑って行く。
未だ発達していない胸を弄び、さらにはそのまま服を―――



―タンッ。

「ふッ」軽やかなステップを踏む音、そして一蹴。
目の前で少女を組み伏せている男を蹴り剥がし、そのまま体を捻り、もう一発、蹴りを叩き込む。
 宙を舞う男を尻目に、足を押さえていた二人の懐へ。
二人とも油断していたらしく。手を離させることは至極、簡単だった。

「―っ。」残り二人を蹴り剥がしたそのまま、空中で体勢を変える。

着地目標は―ナイフの上―

 つま先がグリップに掛かる。そして体重を後ろに掛け、そのままナイフを蹴り上げた。
風切り音と共に跳ね上がるナイフを見遣り、すぐ側に落ちていたファイルに手を掛ける。双方にとって大事な物なら、持っておいて損はないだろうし。


―そもそも右手一本塞がった程度では、素人相手に遅れを取ることなど有り得ない。


上体を起こし、そのままファイルでそれを挟み取る。

 それは、刃渡りおよそ十五センチのダガーナイフ。
純粋な武器と言うには可愛らしい代物だが、一般人に恐怖を与えるにはコレでも十分だろう。
「ぁ……あ…っ」事実、この賞金稼ぎらしい少女も、少なからず恐怖を感じていた。

 もっとも、刃物以上に、その身に降り掛かろうとしていた災厄のほうが大きな原因だろうが。
それはどちらでも良い。今は彼女らの身の安全を確保するだけだ。

―その為には、今は少しだけ。


この『大荷物』は邪魔になる。



 鉄塊とバッグを諸共、宙に放り投げた。
そのまま残る一人、後ろ手に腕を取られて立ち尽くす少女へ向けて駆け出す。
彼女を押さえていた男が、慌てて戦闘態勢をとろうとするが―――

「遅いよ。」

左手に逆手で取り直したナイフ、そのグリップ部分で男の下顎部分を殴打する。すぐにナイフを捨て、体勢を崩すその後ろ襟に手を掛け、先程男等を蹴り飛ばした方へ投げ付ける。
『大荷物』はすぐ側の石畳に突き刺さった。
狙い通り、これで問題はない。

 ひとまず、最初の目標はクリア。背後から彼女らを襲われる心配は消えた。
動きの緩慢な少女等を自らの背に退がらせ、体勢を立て直した男達と相対する。


―後は奴らを叩きのめすだけ。思った程手応えもなかったし、恐らく楽に終わるだろう。

その予想は、決して間違いではなかった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「あちゃー…まだ起きてくるか。ちょっと加減しすぎたかしらね。」

「…何者だ、貴様。」リーダー格と思しき男が、問う。

一頻り考え込み、一言。「通りすがりの賞金稼ぎで、お節介。」

「それにしても、随分悪いコトしてるね、アンタ達。…ろくでもないリスト、使い道が簡単に想像つくってのが嫌だわ。」

 ファイルに纏められていたのは、どれも年端のいかない少女等の個人情報。
年齢から健康状態、事細かなプロフィールに至るまでが記述されている。そして、Adaptive【適応性】-%の文字。

「…あんなモノ研究してるヤツがまだ居たなんてね。」

「ふん、研究の内容が何だろうと俺達には関係のない話だ。」

「でしょうね。でなきゃ女の子ばっかのリストをアンタ等に渡さないわ。…ホントに、下衆ね。」一瞥。

「…正直下っ端に興味はないの。親玉の居場所、吐いてもらえるかしら。A,Bクラス賞金首の方々?」

男達の顔色が変わる。

「…よく知ってんじゃねえか、テメエ。」

「そりゃまあ、こう見えてベテランですから。アンタ等がDoAっつーのも確認済み。…まあ、一応命は助けてあげようか」

 パァン。乾いた音。放たれた弾が頬を掠め、巻き上がる髪。
今、眼前にある『モノ』に、驚きを隠せない。
背後で誰かが流れ弾に当たったようだ、けたたましい悲鳴が聞こえる。


…二度と聞きたくなかった音。


―ブラック・テック…。


「…へ、へへへ…随分大人しくなったなァ!? さっきまでの威勢はどうした!!」

「あ、アナタ…何を…」

「うるせえ!! 死にたくなきゃ命乞いしてみろよ!!? 命『だけ』は助けてやるぜ? 命だけは、なァ!!!」先程以上に歪んだ笑い声を上げ、もう一発、二発。立て続けに引き金を絞る。

―足元の石畳が弾け、細かな破片を撒き散らす。威嚇のつもりか。
それが得体の知れないモノである二人ならまだしも。…私にそんな子供騙しが。

「通じるとでも思ってんのかしら。」

―アンタ等は、やっちゃいけない事をした。『そんなモノ』を出さなきゃ、私が直接手を下す事もなかったのに。


『どうした? ビビって動けねえのか!? イイぜぇ、そのまま泣き喚いてみろよ!! ちったぁ考えてやるかもしれねーぞ!!?』


―ああ、なんだ。どのみちこの“クズ”が死ぬのが、ほんの少しばかり早くなるだけか。…ご愁傷様。


「…気が変わったよ。」

 傍らの鉄塊に、無造作に巻き付けられた布を解いて行く。
その鋼で形作られた身が徐々に露わになり、朝の光を受けて鈍く輝く。

グリップに手を添え、傾きかけたそれを体に寄せた。


彼女が携えていたのは、『身の丈程の大きな剣』。


「なっ、何スカしてやがる!? とっとと命乞いしてみろっつってんだよォッ!!?」人差し指に力を込める。
しかし、結局次弾が放たれる事はなかった。


 突然揺らぐ景色、右腕を襲う激痛。そして、首に掛けられた細い指。
それは紛れもなく、つい先程まで十数メートル先に立っていた少女のものだった。

「かッあ、ぁあぁあああっ…!!?」微かに聞こえる鈍い音。右手首から先の感覚が消える。
『落とされた』直感的にそう感じた。
 そして、その直感は正しかった。

 眼下に見える瞳が薄い光を湛える。このまま括り殺す事など造作もない、そう言いたげな表情。
自らの一回りも大きな体躯の男を、いとも簡単に。首に手を掛けたまま持ち上げる。

得体の知れないモノに生死を決められる恐怖。思考は既に不可能だった。


「一秒あげる。やってみな」

「ぁ…!? たっ、たすケ――」

―残念、時間切れ。

バケモノの口元が、嗤った。


 鈍い、肉と骨の千切れる音。恐怖に歪んでいた瞳は光を失い、その口を血で染める。
重力に従い落下する『躰』。それに頭部は着いて来なかった。
当然だろう。引き抜かれた腕が、首の部分『だけ』を抉り取っていたのだから。


 夥しい返り血を浴びてなお、眉一つ動かさず。
その瞳は、ただ次の獲物を捕らえていた。




GoldenEyes000-02C.jpg

―――眼前で繰り広げられるのは、戦闘でも殺し合いでもなく、単なる一方的な殺戮。
ヒトの姿をしたバケモノが、人間を。ただ殺すだけの光景。
 辛うじてでも正気を保っていられる自分が信じられず、隣で気を失う少女を心底、羨ましいとさえ思う。
何かの間違いであって欲しい。

そうでなければ、ただの悪夢で。


コレを現実だと言うには、あまりにも。


―趣味が悪すぎる。


「…あと一人。」

「ヒッ…!!?」情けない声を上げたのは、周りの肉塊―ほんの数十秒前までは人だったモノ―を仕切っていたリーダー格の男。
 反撃を望むことも、逃げることも許されないまま、自身を除く全員が瞬く間に肉塊と変わり果てたのだ。
腰を抜かし、失禁でズボンを濡らしたその姿を誰が責められようか。

生存本能のまま、恐怖のまま、ただがむしゃらに腕を振り回し、這い蹲って逃げる。

その様を冷たい瞳で見つめ。

『あ、だ……ダメ……!』

それを全く追い掛けようともせずに少女は。

『ダメです…っ!!』

―Gamma-Ray.―


破滅の言葉を呟いた。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


―――カイ隊長!!」

「どうしました、騒々しい。」カイと呼ばれた青年は、片手に持つ書類から視線を上げて答えた。

「四丁目の広場より、要請です。殺人事件、との事で…応援に来て頂きたい、と。」

 部下の態度に、不信感を覚える。こう言っては何だが、たかだか普通の殺人でこの男の元まで応援要請が来る事など、ほぼ有り得ない。
単純に捜査などの人手が足りないのであれば数を頼む、それが警察機構の基本的な動きであった。

―そう、いち個人を頼りに現場が動く事は無いはずだ。

「…妙ですね。本当に『ただの』殺人なのですか?」

「…いえ。詳しいお話は、現場の方でお願い致します。」

一考。「わかりました、すぐに向かいましょう。」書類を仕舞い、手慣れた動作で上着を着用し、執務室を後にした。



「これは…!!?」

 現場の周囲、それも相当に広い範囲がテープで封じられ、その前には数人の警察機構の人間。
単純な事件にしては、異常と言っていい程の厳戒態勢。現場を臨む位置にすら、一般人が立ち入る事は出来なかった。

「とにかく、現場を見せて下さい。」

「はっ」

―現場が目に入った瞬間、過剰なまでの立ち入り禁止エリアの広さに得心がいった。
このような物を。
一般の方々に見せるのは避けたい。否、絶対に見せてはいけない。

「何が、あったというんだ…!? それに、この被害者達は…」

「はっ…皆、B~Aクラス、Dead or Aliveの賞金首です。」

「“生死を問わない”か…。しかし、だからといってこのような事が…。」許されるはずがない。そう言いかけて、気付く。

―何故、『顔だけがそのまま残っているというのか』? 殆どの者が体を裂かれ、抉り取られ、穿たれ、中には原形を留めていない者すら居るというのに。
そのような者でさえ、『顔』は傷付けられていない。


――まるで、『賞金首である事を証明する』かのように。――


「…まさか…有り得ない!!! これだけの事をしておいて、『首から上を傷付けない』ようになどと、そこまで気を回せる程…犯人は冷静だったとでもいうのか…そんな事が!?」自分で考えて、空恐ろしくなる。

そのような狂気を内包する人間がいる事も。

その狂気を、あろう事か制御できる人間が居るという事も。

できるならば、考えたくはなかった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


―…BANG.―

「止めて下さいッ!!!!」一瞬。彼女の瞳に光が見えた。…だが、それだけ。
放たれた光は、逃げる男を飲み込み、そして消えた。

「…ぁ…」声が出ない。目の前には、確かに人間が居たはずなのだ。それが、『消え去った』。
死体も、痕跡も、何一つ残さず…そう、跡形もなく全て。

「………あ。あは、あははっ…」その中心で少女は。

―嗤っていた。血に塗れたまま立ち尽くし、その瞳に大粒の涙を浮かべて。

「どうして…」

問いかけられる。

「…あんな連中、死んで当然。」何度も聞かれた。でも、今更後悔なんてしない。
私のやり方だし、文句を付けられる筋合いはない。
…苦しいから止めるなんて、そんな甘い事が言える立場ではないのだから。

「違います! 確かに、殺されても文句は言えない事をしてきたのでしょうし、だからこその『Dead or Alive』だと思います。ですけど…だからって、こんなのは…あんまりにも…酷すぎます…!!!」

「じゃあどうするの? 無理して生け捕りにでもする? もし、それで逃がしたらどう責任を取るつもり? 力もないクセに甘っちょろい事言わないで。“生死を問わない”のならば迷わず殺す。私はこれまでそうしてきた。だから続ける、それだけ。」

 逡巡する。初対面の相手にここまで言って良いのか。やはり、ヒトならざる者にこれ以上関わるべきではないのか。…答えは一つだった。

「ですけど…やはり、彼等は法の裁きを受けるべきでした。」

―赤の他人だから関わらない、そうじゃない。戦闘を見る限り、ヒトでない事は確かだろうし、彼女の中に潜む狂気は並大抵のモノではないだろう。しかし、彼女は命の恩人であるし、それに何より。
自分と殆ど年の頃が変わらないであろう少女を、一人にする訳にはいかなかった。

しかし。


「…はっ。…相変わらず。甘くて正しい事ばっかり言うんですね、貴方は。」


『相変わらず』? 考える時間はなかった。寂しげな笑みを浮かべたその少女は、そのまま。


「え…?」


力なくその場に崩れ落ちたのだから。

―Prologue File -SIN- end.

―Continued to File No.001 -Running Out-
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